前にもちらっと書いたんですが、面白すぎます。

あまりに面白すぎるので、ちょっと書いてみたいと思います。


■キューブドラフトって何?
タカラのマジック公式サイトでなかしゅーさんが紹介していますが、自分でドラフトしてみたいカードを選んで専用のドラフトパックを作り(15枚×3)それでドラフトを行うというものです。パワー9を持ってきてもよし、各リミテッド環境でのパワーカードを持ってきてもよし。同じカードが複数あっては面白くないので、同名カードは1枚がベストでしょう。基本は普通のドラフトと変わりません。

パックの作成方法は、やるところによっては違いが出ると思います。また、カード数は多ければ多いほどいいです。それらの理由については次に説明します。


■キューブドラフトの魅力
・お金がかからない
やりたい者同士がそれぞれ使いたいカードを持ち寄ってくるので、基本的にタダ。金をかけずにドラフトを楽しむ、学ぶ。まさに一石二鳥。

・多くのシナジーが楽しめる
バイバックなどのキーワード能力しかり、エルフなどの部族しかりとにかく豊富なバリエーションが楽しめる。これはカードの枚数が多いほど、その比重が高まります。

・昔のカードを使うことができる
昔からやっているプレイヤーならば、スタンダード環境から外れてお蔵入りとなってしまったカードが少なからずあると思います。でも捨てたり売ったりするのはちょっと…というプレイヤーも、このキューブドラフトでは使いたい放題!

・環境という概念が存在しない
ミラディンならアーティファクト、ローウィンなら部族とあるように、本来ならそのブロックを象徴するカードを中心にドラフトを進めていきますが、キューブは多数多種類のカードが混ざっているので、そういったことは一切考えずとも、純粋にドラフトを楽しむことができます。要は、ソーリューションがないってことです。


■キューブドラフトの欠点
・バランスが悪い
ランダムになっているカードの束からパックを作るとはいえ、どうしても色や呪文の種類が偏ってしまい、結果3色以上のデッキになってしまったり、色ががん被りしたり、というのがあります。カードパワーについても同様のことが言えますが、その場合どのプレイヤーのデッキも強くなる(あるいは弱くなる)のでさほど問題ではないと思います。

先ほど、パックの作成方法には違いが出ると書きましたが、この問題は作成方法を工夫することで緩和することが可能です。

・面倒
作成方法や使う枚数にもよりますが、キューブドラフト専用のカードセットを作るのにはすごい時間と労力がかかります。つまり普通のドラフトと違って、ショップなどで突発的にできないということです。


■欠点を補うには…
まずバランスの問題。これはさっきから何度も出てきている「パックの作成方法」である程度は解決されます。では、どのように作ればバランスがよくなるのか。

・予め意図的にパックを作成する
要は、仲間で初めっから作っとくってことです。そうすれば、色や呪文の種類が偏ることはありません。ただし、パックを見たときの楽しみやワクワク感はかなり減りますが。それでもバランスが一番!と思うのならばこの作成方法がベストと言えるのではないでしょうか。

・小島理論
そんなの関係ねぇ!ランダムの束から作ったんだから偏りは仕方ないっしょ!あのワクワク感最高!って方は断然こっちをおすすめします。ちなみに自分のところはこっちの手段を取ってますw

次に時間と労力の問題。
これはもう、仲間同士で協力しあうしかないと思います。人数が多ければ多いほど時間も労力も分担し合えるので、とにかく仲間を探しましょう。



次はキューブドラフトにおけるピックとデッキ作成の注意点及び強力カードについて考察したいと思います。

続く。

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